オフセット

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オフセットについて

◆ 概要

「オフセット」は、国際標準化機構(ISO)、航空宇宙団体(LOTAR)、ドイツ自動車工業会(VDA)など国際的に評価が高いバイナリー解析技術で開発されたCADインターフェイスにより、ダイレクトに大容量3Dデータを読込みます。読み込まれた3Dデータのサーフェイスを指定されたオフセット量によりオフセットします。設計CADでオフセット出来ない形状を高速にオフセット計算し工数削減を行います。B-Repのみではなく、CGRやSTL、VRML等のテセレーションデータのオフセット計算も可能です。オフセット形状は、「3Dデータの変換」で任意のフォーマットに保存可能です。この「オフセット」により、携わるCAD端末数やオペレータ数、計算時間の大幅な削減が可能となります。オフセット方向とオフセット量は、特別なレイヤーに直線を書きます。直線の方向がオフセット方向、長さがオフセット量です。この方法は、ポルシェで行なわれています。

3Dデータのバッチ変換

◆ 特徴

世界標準:バッチで自動車ボディ面を自動オフセット

世界標準:オフセット方向の問題はポルシェ案で解決済


◆ バッチの「オフセット」問題~ポルシェの解決方法

「オフセット」計算は、サーフェイスの方向には+の値、逆方向にはーの値でオフセット量を入力します。サーフェイスは、一般的に複数のフェイスで構成されています。CADシステムによっては、個々のサーフェイス方向がバラバラになっているものがあります。そういう場合は、「3D Evolution」の「ヒーリング」で方向を揃えることが可能です。その後に「オフセット」計算を行います。バッチ処理ではサーフェイスの方向が見えません。ポルシェの事例で対処方法を説明します。特定のレイヤに直線を一本書いておきます。この直線の方向(始点から終点)がオフセット方向、長さがオフセット量を表します。そうすることでバッチ処理で「オフセット」が完成しております。この処理は、標準処理でないためCT CoreTechnologie社から提供されることはありません。再度、仕様を決めて発注処理が必要です。


◆ 動画...インターラクティブの場合

3次元CADのB-Rep構造にエッジのリンク情報とトレランス情報があり、設計CAD独自のトレランス内で収まっているエッジによりフェース同士が接合しています。その状態をオフセットした場合に接合エッジの誤差が大きくなり、Bーrepが破たんしてオフセット計算が完成しません。「オフセット」の場合は、リンク情報を優先にオフセット計算を行い、「ヒーリング」や「3Dデータステッチング」などの修正機能で接合エッジの誤差をトレランス内に収め、オフセット計算を完了させています。下図の3Dデータは、左の部品はオフセット量1mm、右側の部品はオフセット量0.5mmとしています。サーフェイスには表と裏があり表側のオフセット量は+、裏側のオフセット量はーの値を入力します。

曲面オフセット

◆ ベンチマーク例

部位 面数 トレランス オフセット量 計算時間
フロアーパネル 16,541 1/100 2mm 4.5分
リアドア 3,212 1/100 1mm 1.0分
フロントドア 5,281 1/100 1mm 2.5分

このベンチマーク結果は、CATIA V5データをノートPCで計測した結果です。