「フィーチャー除去」は、国際標準化機構(ISO)、航空宇宙団体(LOTAR)、ドイツ自動車工業会(VDA)など国際的に評価が高いバイナリー解析技術によりダイレクトに3Dデータを読込み、指定された 「フィーチャー除去」による形状簡略化を行います。 「フィーチャー除去」の目的は、解析時間を短縮するため余分なフィーチャーを除去します。自動的に除去可能なフィーチャーは、フィレット、穴、C面です。それぞれパラメータを指定し自動除去が可能です。それ以外のフィーチャーは、面を指定することにより、ポケットやパット等のフィーチャーを自動認識し除去することが可能です。簡略化された形状は、「3Dデータの変換」により任意のフォーマットへ保存が可能です。 ![]() |
世界標準:フィーチャー除去でFEMモデル作成 |
インプットデータ | 拡張子 |
3DEXPERIENCEデータ | *.3dxml |
Acisデータ | *.sat *.sab |
CATIA V5データ | *.CATProduct *.CATPart |
Creoデータ | *.asm *.prt *.xas *.xpr *.neu |
IFCデータ | *.ifc |
IGESデータ | *.iges *.igs |
Inventorデータ | *.iam *.ipt |
JTデータ | *.jt |
NXデータ | *.prt |
Parasolidデータ | *.x_t *.x_b *.xmt_txt |
Solid Edgeデータ | *.par *.asm *.psm |
SolidWorksデータ | *.sldasm *.sldprt *.asm *.prt |
STEPデータ | *.step *.stp *.stpx *.stpZ |
「フィーチャー除去」でフィーチャー形状の削除を行っています。操作は簡単でフィーチャー面を選択して実行するとフィーチャーが除去されます。フィーチャーが除去された場合に、大きな穴が開きますが自動敵に修正されます。自動修正が失敗した場合は、「ヒーリング」で手動修正します。 ![]() |
「3Dデータの簡略化」は、国際標準化機構(ISO)、航空宇宙団体(LOTAR)、ドイツ自動車工業会(VDA)など国際的に評価が高いバイナリー解析技術によりダイレクトに3Dデータを読込み、FEM用に形状を簡略化します。「3Dデータの簡略化」には、「3Dデータのフィーチャ除去」、「サーフェイス合成」、「中立面」があります。「3Dデータのフィーチャ除去」は、フィレットR、穴、C面や認識可能なフィーチャーを除去し形状の簡略化を行います。「サーフェイス合成」は、複数面を簡易的に合成しノード点数を削減します。「中立面作成」は、対向面から中立面の作成の計算を行います。これら「3Dデータの簡略化」の操作は、形状を破壊しながら簡略化を行うため、「3Dデータの標準化」の形状修正機能である「ヒーリング」 や「ステッチング」 操作が必要となります。簡略化された3Dデータは「3Dデータの変換」により任意のフォーマットに変換し保存します。 |