3D図面の長期保存

3D図面の長期保存

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〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1

3D図面の長期保存

「3D図面の長期保存」について

◆ 概要

「3D図面の長期保存」は、国際標準化機構(ISO)や航空宇宙団体(LOTAR)により定義され、EN9300(ヨーロッパ規範)で規定されています。3D図面を運用した場合、流用設計やPL法対策として数十年以上、設計CADデータを保管する必要性があります。具体的な保管期間は、自動車産業界では約20年程度、航空宇宙産業界では約50年程度とされています。国際的に認められているCADデータの長期保管フォーマットは、STEP AP242です。STEP AP242は、AP203とAP214をマージし、さらにPMI、表示データ、同一性チェック情報(GVP・AVP)を付加した3D図面や長期保存に対応するためISOが開発したフォーマットです。STEP AP242にはCADデータとの「同一性チェック」があります。この同一性チェック機能は、マスプロパティ情報でCADデータとSTEP AP242を比較します。比較には、世界標準として統一されたマスプロパティ計算アルゴリズム(ここが重要)で比較検証を行います。CADデータを読み込む技術は、ISO、LOTAR、ドイツ自動車工業会(VDA)など国際的に評価が高いバイナリー解析技術により未来永劫にわたり、高速・高精度に変換する技術を用いています。「CADデータの長期保存」の目的は、2つあります。1つは、事故等が発生した場合にCADデータを解析して事故原因を追及します。もう一つはCADデータの再利用です。この考え方は、設計データを丸ごとBOMとして再利用します。BOMの考え方には日本と欧州で違うようですが、欧州は特にBOMを用意することなくXML言語とSTEPデータで簡単に検索や抽出を行っています。アセンブリ情報は、XML言語で拡張子*.stpx、形状情報は。STEPで拡張子は、*.stpまたは*.stepになります。「CADデータの長期保存」を行うことでCADのバージョン管理、移行やBOMの管理などの煩わしさから解放されます。XMLもSTEPもテキスト文字なので扱いやすいです。

3D図面の長期保存

◆ 「3D図面の長期保存」の特徴

国際規準:国際標準化機構(ISO)が規定

国際規準:品質計測は、PDQ-Sを定義(ISO:10303-59)

国際規準:変換保証は、GVPとAVPを定義(ISO:10303-62)


◆ 「3D図面の長期保存」の動画

下図は、CATIA V5の3DデータをSTEP AP242に変換している動画です。3D図面では、アセンブル情報はXML形式で保存します。XMLは、PLMXMLとAP242XMLが選択できます。航空宇宙団体(LOTAR)は、3D図面としてSTEP AP242を採用していますが、STEP AP242は、長期保存フォーマットとして国際標準化機構(ISO)が定めたフォーマットです。CATIA V5データをSTEP AP242に変換した場合は、オリジナルCATIA V5データとの「同一性チェック」も搭載されています。現在のところLOTARの保存年間は55年です。「3D Evolution」は、国際標準化機構の「3D図面の長期保存」を実行できる唯一の変換ソフトです。

3D図面の長期保存

◆ 「3D図面の長期保存」の関連機能