3D図面の運用ルール

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3D図面の運用ルール

3D図面の運用ルールについて

◆ 概要

3D図面を成功させるためには、3D図面の運用ルールが必要です。より多くの製造業者に3D図面の受け渡しが可能となるには、ある一定の運用ルールが必要です。3D図面の運用ルールは、3つあります。3つとは、3D図面のフォーマット、トレランス、品質です。欧州の3D図面は、2種類のフォーマットを採用しています。一つは、国際標準化機構(ISO)が定義したSTEP AP242フォーマットとドイツ自動車工業会(VDA)が推奨するJTフォーマットです。STEP AP242フォーマットは、航空宇宙団体(LOTAR)で3D図面フォーマットと55年保管の長期保存フォーマットで採用されています。JTフォーマットの3D形状表現は、曖昧な形状表現を残しているParasolidフォーマットです。形状表現は、曖昧な部分がないSTEP AP242フォーマットの方が信頼性は高いです。トレランスですが、「3Dデータ変換」のトラブルとしての主要因は、トレランスの違いによるものです。例えばCATIAは、0.1mmでNXは、0.0254mmです。つまりCATIAは、0.1mm以内の隙間でもソリッド化が可能になるのに対してNXは、0.0254mm以内の隙間でしかソリッド化が可能ではありません。このことからでもCATIAからNXへの「3Dデータ変換」のトラブルが想定できます。3D幾何学に強い欧州では、CADが発達した段階で、CATIAのトレランスを0.02mmで運用していました。これがCATIA V4まで存在したModel Dimension 2000です。現在は、その流れを組取り3Dデータのトレランスを0.02mmで運用しています。品質については、トレランスが0.02mmに決定したのであれば幅が0.02mm以下のサーフェスは存在するとエラーが発生します。従って0.02mm以下のサーフェイスは削除します。サーフェスを削除しますと隙間ができます。その隙間を「ヒーリング」で自動修正を行います。この自動修正は、修正してもサーフェスのプリミティ情報は変わることなく修正できます。従ってアセンブリ拘束が可能です。大容量CADデータをバイナリー解析技術で高速に読取り、トレランスを0.02mmに変更して0.02mm以下の微小面を削除、ヒーリングを行い、JTフォーマットやSTEP AP242に書き込みができるソフトは1種類しかありません。それが「3D Evolution」です。「3D Evolution」は、ISO、LOTAR、VDAに大きく関わっています。