3D図面の効率化

3D図面の効率化

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3D図面の効率化

3D図面の効率化について

◆ 概要

現在、運用されている3D図面の殆どは、3Dデータと簡易図面です。PMI情報を付加している場合もありますが、PMI情報は、製品データとCADデータの公差検証で使用しています。PMI情報は、文字情報でシステム間のフォントが違うため、3D図面の変換で自動的に正しく変換できたのか?を検証する手段がありません。3D図面にPMI情報があるため、日本国内は3D図面には必要との認識がありますが、PMI情報に振り回されると3Dデータの活用が進まず、海外製造業とのコスト競争に負けます。紙図面時代は概ね日本とドイツの製造工数比は100対66でしたが、紙地面から3D図面へ移行したドイツは、工数が半減したとのことで、単純に製造工数比は100対33となります。日本も本格的に3Dデータ活用を考える必要があります。


◆ 効率化の技術

3Dデータ活用を考えると様々な場面で工数削減ができることが解っています。欧州で普及している新技術に「3D図面データ効率化」があります。この技術は、ロボットシミュレーション用の外形形状を1クリックで作成することが可能です。次に梱包設計現場です。現在は全ての製品が出来上がってから測定して梱包設計を行っています。そのを設計が完了した段階で梱包設計用の外観形状にすることにより精度の高い梱包設計が行えます。次に協調設計です。製品で見せたくない部分の要素を埋めて簡単な形状にすることで軽量化された安全なデータを取引先に支給することができます。最後に3Dネスティング技術があります。この機能は、3Dプリンターの空間に3D形状を効率よく配置する機能です。3Dプリンターもサポート形状が必要ないものが登場しています。3Dプリンターを使った複雑な部品の大量生産が可能となりました。3Dネスティングは、新しい3Dプリンターに対応したり、物流で梱包計算に使用したりします。これらの業務を未来永劫、行うためには3次元CADデータを正しく読む方法が必要不可欠です。正しく読む方法は、1990年代の後半から開発されてきたバイナリー解析技術があります。国際標準化機構(ISO)は、このバイナリー解析技術により、CADデータの長期保存方法を実現しています。


◆ 「3D図面の効率化」を関連情報

ここで列記してある技術は、日本国内にはない技術です。バイナリー解析技術は、CAEソフトに組み込まれて日本でも運用されています。3D図面データ効率化は、同様な作業は日本でもおこなわれていますが、3次元CADとオペレータを活用し時間を掛けています。従って設計変更には追随することはないため、行程的に後回しとなり、単純化された3Dデータが必要な部署が待ち状態となります。3Dネスティングは、3Dプリンターの生産性を上げるために開発されたものです。試作品を3Dプリントしている日本には普及していません。3Dプリンターで作成する部品は、3D図面をみたら直観的にわかります。3Dプリンターで製造が確認されると設計や製造コストの削減に直結します。