3Dデータ検証

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〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1

3Dデータ検証

3Dデータ検証について

◆ 3Dデータ検証の概要

3D Analyzerや3D Evolutionの3Dデータ検証は、国際標準化機構(ISO)など国際的に評価の高いバイナリー解析技術により、高速かつ正確に3Dデータを読みます。3D Analyzerや3D Evolutionは、正確に読み込まれた3Dデータに対し、様々な3Dデータ検証を行います。この3Dデータ検証は、製造業に必要な要件を3Dデータに適用して使用可能かどうかを検証します。代表的な3Dデータ検証機能は、PDQチェック、ドラフトチェック、比較チェック、生技性チェックです。特に3Dデータが供給された場合は、3Dデータの状態を確実に把握しなくては、仕事は先に進めません。設計CADでもドラフトチェックは可能ですが、コストが違います。特にコスト面で安い3D Analyzerは、標準でマルチフォーマットに対してドラフトチェックが可能です。3Dデータ検証は、出来ればソフトウェアは統一しておいた方が良いでしょう。検証ツールによる検証結果の違いで戸惑います。特にPDQチェックは、日本で普及していませんが、検証ツールによる違いが顕著に発生し、ISOがPDQチェックの検証動作をプログラム言語で定義し直したことが有名な話です。3Dデータ検証が不安定だと3D図面や3Dデータ長期保存の話がまとまりません。現在、ISOがあるスイスを中心にエアバス社、ドイツ自動車工業会(VDA)で検証ツールの標準化により3D Evolutionと3D Analyzerは選定されています。この3Dデータ検証機能は、3Dバッチ処理に対応しています。3D図面運用で大幅なコストダウンが実現できますが、3Dデータ検証機能は3D図面運用に必要な機能です。


◆ バイナリー解析技術とは

下図は、CADの生データとParasolid、JT、Acisなどエキスポートデータの関係図です。一般的に3D図面では、アセンブル情報と形状情報を取り扱いますが、CADのバージョンアップやバージョンダウンでは、フィーチャー情報や図面情報を取り扱う場合もあります。バイナリー解析技術とは、CADの生データ、つまりバイナリー情報を読む技術です。バイナリー情報は、1と0で記述されある桁数で区切るとある意味を持つ情報です。情報の中には高次方程式で記された曲面情報がナーバスやベジェだったりします。それらの曲面上の範囲を囲ってフェイスを表現し、フェイスの集合体を指定されたトレランスを用いてソリッド化しています。その情報は、B-Repと呼ばれていて各CADの共通概念です。必要な情報を読取るため3D Analyzerや3D Evolutionのバイナリー解析技術は、必要な情報の頭出しを行い読み込みます。そのため大半の情報は読み飛ばし必要な情報を読み込むため読込み時間が早くなります。また頭出し処理を行うためヘッダー等が壊れたCADでは読めない情報を読むことが可能です。CADのバージョンアップした場合でもB-Rep情報に大幅な変更は無いため直ぐに対応可能です。CADのB-Rep情報が安定した場合は、CADの生情報を直接保存します。B-Rep情報が安定していない場合は、少し古めのエキスポートフォーマットや中間フォーマットに出力します。このバイナリー解析技術は、設計資産の継承や製造プロセスの簡略化による工数削減効果が得られます。それらの効果は、CADメーカに依存することなく継続が可能です。このバイナリー解析技術によりISO(国際標準化機構)と一緒にSTEP AP242を開発に成功しました。STEP AP242は、航空宇宙産業界の3D図面と長期保存フォーマットとして採用されています。その場合に変換元のCADデータと同一性が求められ、同一性チェックをCATIA V5と3D Evolutionでダブルチェックを行い3D図面として運用しています。

エキスポートフォーマット